ドールのタバコ臭をなんとかする

下記,結果を保証するものではありません.また実行したことによる商品の損傷など責任を負いません.自己責任でお願いします.

ドール始めました.フィギュアでも同じような悩みがありますが,たまに中古商品である「タバコ臭」つきのもの.

お店が備考欄に書いていれば回避できますが,そこまで商品チェックをしているお店は稀です.

そんなわけで,タバコ臭除去のため色々試したので結果報告を.ここでは主にアゾンドール(ピュアニーモ)を対象としています.

  • 服:脱がせて小物ネットにポイ,普段の洗濯物に混ぜて洗濯機へ.洗濯後は小物ネットごと干しておきます.干すときはしわになりやすいので伸ばしておきましょう.軽微な黄色シミなどにも効果があります.

ダイヤコーポレーション 洗濯ネット おしゃれ小物用ガードネット 57275

ダイヤコーポレーション 洗濯ネット おしゃれ小物用ガードネット 57275

  • ボディ:大抵,服と髪ににおいが吸収されているのであまり強いににおいがボディにつくことはないと思いますが,気になるときは重曹を溶け切らないぐらいにたっぷり入れた水に1日ほど漬けておきます.漬けた後はよくすすいでタオルなどで拭くか暗所で自然乾燥
  • ヘッド+植毛:さすがに洗濯機はまずそうなので,ボディと同じく重曹水へ.ただしつこいタバコ臭は,何回か漬けてみましたが完全には取れませんでした(特に頭のてっぺんあたり).で,あとはどうしたかというと,小型の扇風機(USB扇風機などが手ごろ)で頭のてっぺんあたりにずっと風をあて続けました.窓を開けてやるとよいかも?大体2日〜3日,これでも完全にはとれませんが,かすかなにおいになります.

そんなわけで,お迎えしたドールは長く大切にしたいものです.

ISRT(Intel Smart Responce Technology)トラブルシューティング

結局またはまったのでまとめておくと,

まず前提の条件を満たしているとして(IntelチップセットSATAポートにSSDとHDDが刺さっている,BIOSSATA MODEがRAIDになっている,あと一部メーカー(ASUS?)だとIntel Rapid Storage Technology(IRST)の有効,無効設定がBIOSにあるので注意)ほぼ確実にはまるのが

「高速化の有効化」ボタンがでてこない

対処としては

  • クリーン後,ディスクの管理を開くと,SSDMBRかGPTで初期化するか聞かれるのでMBRを選択する

自分は上記の対処で高速化を有効化できましたが,DELLのフォーラムなどではSSDパーティションを作って休止させる方法も紹介されています

  • ディスクの管理からSSDパーティションを作ってから,
    • >diskpart
    • >list volume
    • >select volume SSDのボリューム
    • >set id=84 override
    • >exit

もしかしたらこっちの方もいるかもしれないので念のため書いておきます.

BootcampでBluetoothが動かなくなった話


MacBookPro(Mid 2014)のBootcampでWindows10を使っていましたが,ある日ふとBluetoothマウスが動かなくなりました.

バイスマネージャーを確認すると「Microsoft Bluetooth LE Enumerator」に!マークがついていて正しく動いてない模様.

まぁドライバ入れなおせばOK?とか軽く考えてBluetooth関係のドライバ全て削除⇒デバイスの検出してみましたが,復活せず.

この時点で「不明なデバイス」となりました.

そんなわけでMacOSからBootcampアシスタントでドライバーをダウンロードして,ドライバーを再インストール...と思いきやインストールがエラーでできず.なんでやねん.

AppleBTBC64.inf not foundとエラーを吐かれて,ちょうどBluetoothドライバインストールに失敗している模様.

というわけでここで「詰んだ?」となりましたが,海外のフォーラムでBootcampドライバを一式ダウンロードできる独自ツールを作っている方がいたので試してみました.

使い方は簡単,exeを実行すれば自動的にモデルを判別しダウンロードを開始,展開までやってくれます.ありがたや.

ダウンロード先の,$WinPEDriver$\AppleBluetoothBroadcom64のDPInst.exeでセットアップして再起動(公式ドライバだとこれもエラーでインストールできず),

んで,復活.はー,よかった.

BeagleBone Blackを使ってみる

Raspberry Piをいじったついでに,購入して放置していたBeagleBone Blackもセットアップしたのですが,いろいろと苦労したので書いておきます.

画面が映らない

初回,HDMIをつなげて電源をいれても画面に全く反応がありませんでした.まとめるとBeagleBone BlackのHDMI出力はかなり繊細で,安物のケーブルだったり,途中になにか挟まっている(セレクタ,音声分離など)と映らなくなります.なので対応としては,ケーブル一本のみ,可能な限りシンプルにしてディスプレイにつなぎます.

画面がなんか変

映ったと思ったら,点滅してたり,画面の色が変だったり,インタレースになってたり...とりあえず以下のページを参考に解像度設定をしたら比較的安定しました.

パソコンにUSB接続して,でてきたBeagleBone BlackストレージドライブのuENV.txtに解像度書きこめばOKです.

  • 例:video=HDMI-A-1:1280x720@60

LANケーブルつながってるのにインターネットつながらない(1)

デフォルトでは有線LANが有効になっていませんでした.

  • $sudo nano /etc/network/interfaces

で,最低限であれば,

  • allow-hotplug eth0
  • iface eth0 inet dhcp

のコメント化を解除して,eth0を有効にします.編集後,CTRL+O,ENTER,CTRL+Xで保存,終了,再起動しましょう.

LANケーブルつながってるのにインターネットつながらない(2)

ケーブルをつなげても,緑色だけのランプがついた状態でネットにつながらないという状態になりました.結局,解消方法はBeagleBone BlackのResetボタンを押して再起動,でした.

LANケーブルつながってるのにインターネットつながらない(3)

まだだめで,私の場合,DNSの設定がだめでした./etc/resolv.confを編集する必要があります.デフォルトで

  • nameserver 192.168.1.1

となっているところを自分の環境に合わせて書き換える必要があります(通常はルータのアドレスにすればOK).

$sudo nano /etc/resolv.conf

編集後,CTRL+O,ENTER,CTRL+Xで保存,終了,再起動しましょう.

レベル変換モジュールを試す

秋月電子さんでATxmega32D4なるものを見つけたので性懲りもなくプレステコントローラをつなげてみようとしたわけですが,ATxmega32D4は動作電圧最大3.9Vなので,5V信号となっているプレステ-USB変換器の類をそのままつなげてしまうと壊れてしまう恐れがあります.そんなわけでレベル変換モジュールをいろいろ試してみました.

一応おおざっぱに図解すると,以下のような接続.手始めにプレステ-USB変換とDUALSHOCK2の間に変換モジュールを挟んで試してみました.

写真のモジュールは左から,

番号 名称 メーカー 主要部品
1 TXB0108搭載8CH双方向ロジックレベルコンバータ adafruit TXB0108
2 MM-TXS01 2電源8bit双方向ロジックレベル変換モジュール サンハヤト TXS0108
3 8ビット双方向ロジックレベル変換モジュール 秋月電子通商 FXMA108
4 ロジックレベル双方向変換モジュール Sparkfun BSS138

で,結論から言ってしまうと「4」しか期待していた動作をしませんでした.なんでやねん.



以下が「4」で得られた期待した動作.

オレンジが変換前(5V),青が変換後(3.3V)



「1」TXB0108からデータシートを見てみると,

If pullup or pulldown resistors are connected externally to the data I/Os, their values must be
kept higher than 50 kΩ to ensure that they do not contend with the output drivers of the TXB0108.
(TXB1018データシートより)

とのことで一応制限らしきことが書いてあります.

「2」TXS0108のデータシートを見ても...とくになにもないんですよね....「1」のTXB0108とは型番から分かるように姉妹品となっており,TXSが上位となります.いちおう「オープンドレインに最適化してある」うんぬんかいてあるんですがはてさて.よくわかりません.

「3」FXMA108,

Do not use pull-up or pull-down resistors.
(FXMA108データシートより)

あ,なんかだめそう.



というわけでレベル変換IC系は全滅.結局一番仕組み的に簡単そうな「4」が勝者となりました.アナログ回路に理解がないのでなんとも言えませんが,似たようなことをやろうとしている方がいたらご参考までに.

Framemeister用のドリキャスVGAボックスを作る


アップスキャンコンバータFramemeisterは,XRGB3から性能アップを果たしており,ぜひ使っていきたいところですが,ひとつ困ったことが.それはXRGB3にあったVGA(640x480)用のシュリンクDSub15ピン端子がないことです.そのためドリームキャストVGAモードの扱いに困ることになります.VGAモードのためにXRGB3と併用していく?なくなり始めているディスプレイのアナログRGB端子に直つなぎ?

と考えたりしますが,いずれの方法もいまいちスマートではありません.と,FramemeisterとDreamcastをキーワードに探していたらとてもステキな記事を見つけました.

こちら

要するに,

  • FramemeisterのRGB端子は実は31kHz(VGAモード)の同期信号も受け付ける
  • そこでVGAモードのHSyncとVSyncを重畳してCSyncを生成してFramemeisterに渡せばいい
  • 15kHzのときもHSyncとVSyncは出ているの,同じ回路でスイッチを切り替えるだけでVGAモードと15kHzモード切り替え可能に

というわけです.あとはほとんどページ下部の回路を作ってFramemeisterにつなげるだけです(回路図でICの3-10,6-9,8-12を接続することに注意.私は見落としてはまりました).

ただ上記の回路を作るうえで一番困るのがドリキャス側のAV端子の入手.オリジナルの端子なので,市販されているドリキャス用のVGAボックス相当品からとってくる必要があります.
私は以下の製品を利用しました.分解することで,2.0mmピッチで必要なピンに一通りアクセスできるコネクタが手に入ります.

また他の製品は以下のページが詳しいです.

上記ページはドリキャスからのCSyncを取り出すためDCデミロを使用していますが,ここで紹介した記事の回路は同期信号のためにHSync,VSyncがあればいいので,ドリキャスから出ているCSyncは必要ありません.

また,以下の製品も購入して見てみましたが,ケーブルを切っても必要なピンが取り出せないので避けたほうが良いです.
コネクタ部はすべての金属ピンが配置されているので使えなくもないですが,ホットボンド漬けで密封されていて分解は非常に困難です.

SS→DUALSHOCK2(AT90USB162用)

セガサターンコントローラをDUASHOCK2相当に変換する,AT90USB162版です.

ストロベリーリナックスさんのAT90USB162ボードを使用して比較的楽に組み立てることができます.

ただしヒューズの設定が必要ですのでAVRライタは必須になります.


ファイル

こちら→Public - Google ドライブ

  • SS2PS2AT90USB162.zip⇒ソースコード一式(Atmel Studio 6.2用,GPL
  • SS2PS2AT90USB162HEX.zip⇒HEXファイルのみ

回路図(接続図)


ヒューズ設定

BODLEVEL = 3V0
HWBE = [X]
DWEN = [ ]
RSTDISBL = [ ]
SPIEN = [X]
WDTON = [ ]
EESAVE = [ ]
BOOTSZ = 2048W_1800
BOOTRST = [ ]
CKDIV8 = [ ]
CKOUT = [ ]
SUT_CKSEL = EXTXOSC_8MHZ_XX_258CK_65MS

EXTENDED = 0xF4 (valid)
HIGH = 0xD9 (valid)
LOW = 0xDE (valid)

使い方

使い方はATmega328版と同じです.